転職後に失敗だと感じたら

公開日:  最終更新日:2016/02/24

転職をした後に、思っていた会社と違うとか失敗だと感じることも中にはあるかもしれません。
もちろん一番大切なのは、転職に失敗しないように転職をする前にできる限りの確認をするということが大事ですけど、現実問題として実際に入社する前にわかることは限界があります。
残念ながら1回転職をしたけど、短い期間で辞めてしまって、再び転職活動を始めたという人もいると思います。
そうなったときにどうするかということなんですけれども、自分の思い描いていた会社と実際入ってみた会社が違ったなと思っても、それは本当に失敗だったかどうかというのは冷静に見極める必要があると思います。
入社直後は慣れないのでいろんなストレスがありますし、お互いに理解不足なので周りの人とスムーズにいかないことも珍しくないわけです。
なので、多くのことは時間が解決してくれるという面があります。
転職した後にやっぱりこの会社ダメだったかもしれないと思っていたのが、2週間ぐらいたったところで、この会社に落ち着いてきましたと気持ちが変わってきたこともあります。
せっかく苦労して決めた転職先ですし、もしそこを短時間でやめてしまうと短期での転職実績というのは次の転職に不利になってしまう。特に年齢の高い方ほど短期間での転職というのは避けなければなりません。
本当にその会社ダメなのかどうかっていうことをまず充分検討することが大切です。
ただ、そうは言っても中にはとんでもない会社というのもありますので、充分検討したけれど、とてもこの会社にいられない。
それだけ状態が深刻だということが明らかであれば、そのときは逆に1日も早く転職活動を始めたほうがいいと思います。
ただ、注意点はいきなり会社を辞めないことです。
基本はその会社で我慢して、仕事を続けながら並行して転職活動を行なうということです。
この会社は駄目だと見限ったとしても、在職のまま転職活動をした方が応募先の印象もいいですし、現実問題として経済的な不安を抱えないで済みます。
そうすれば焦って再び問題のある企業に入社してしまうというリスクも減らすことができます。
同じ失敗を繰り返さないように慎重に転職活動をしてもらいたいと思います。

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