WEBデザインに関連する資格
WEBデザイナーになるためには、資格をとるよりも自分でいくつかサイトを作ってポートフォリオを完成させたほうが面接では有利です。
ただ、資格を目指して勉強することはモチベーションを維持できますし、形に残る資格をとっておきたいという人に向けてWEBデザインに関連する資格をご紹介します。
ウェブデザイン技能検定
ウェブデザイン技能検定はウェブ業界で唯一の国家資格で、学科及び実技試験に合格した人は「ウェブデザイン技能士」となります。
検定は1級〜3級があり、1級と2級はそれぞれ7年と2年の実務を経験している人でないと受験資格がありません。
未経験からWEBデザイナーを目指す人は3級から受験しましょう。
Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力認定試験は株式会社サーティファイが主催する資格で、Webサイト制作におけるデザイン知識やコーディング能力が試されます。
実務的な問題が多く問われるため、勉強したことを業務に活かしやすいのも特徴です。
「エキスパート」と「スタンダード」の2種類から選んで受験することができ、年間受験者は15,000人以上でWEBの資格検定では最も多いです。
初めてWebデザインに関する資格をとろうと考えている人にはおすすめの資格です。
JWSDA Webデザイン検定
一般社団法人日本Webソリューションデザイン協会(JWSDA)が主催する、WEBデザイン制作・構築・運営におけるWEBデザインスキルの検定です。
検定は、
・Webデザイン概論
・デジタル素材の扱い
・マーケティング
・スクリプトとプログラム
・ビジネススキル
・インターネットのしくみ
の6分野から構成され、各章ごとに正答率がチャートで表示されるため得意分野や不得意分野を確認することができます。
誰でも受験することができ、試験は全てPCで行われます。
HTML5プロフェッショナル認定資格
HTML5プロフェッショナル認定資格は、特定非営利活動法人エルピーアイジャパンが認定する資格です。
今後主流となってくる「HTML5」や「Javascript」「マルチデバイス対応のコーディング」から出題されるので、WEBデザイナーが取得したい資格No.1にも選ばれています。
今後の業界のニーズに対応する知識を得るための勉強として、受けておくのもいいと思います。
Photoshop®クリエイター能力認定試験
Photoshopクリエイター能力認定試験は「Webクリエイター能力認定試験」も主催している株式会社サーティファイが主催する資格です。
名前の通りPhotoshop®の操作スキルを測定するもので、知識問題と実技問題があります。
Photoshopの機能とスキルを磨きたい人向けの検定です。
Illustrator®クリエイター能力認定試験
Photoshop®クリエイター能力認定試験同様に、株式会社サーティファイが主催する資格です。
Illustrator®の機能とスキルを磨きたい人向けの検定です。
ITパスポート
ITパスポートはWEBデザインに特化しているわけではありませんが、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
年齢や実務経験による制限はなくだれでも受験できます。
大手企業にも取得を奨励している会社がたくさんあるので、IT系の会社に就職したい人は受験してみてもいいでしょう。