正社員で働く! WEBデザイナーの求人内容と必要スキル
WEBデザイナーを目指しているんだけど、スキルがそこまでないので正社員で応募をするか迷っている人や、WEBデザイナーになったんだけど、今の会社はあまり待遇が良くないので転職を考えている人はいるかと思います。
自分のスキルがどれくらい企業に求められているかがわかれば就職・転職活動がしやすいはずです。
それぞれの企業が求めている人材は、WEBデザイナーの場合、転職サイトの求人情報欄の必要スキルや歓迎スキルを見るのが一番わかりやすいです。
もちろん年齢やその人のキャラクターなどで採用・不採用が決まることもあるので一概にはいえませんが、転職サイトをいろいろ見てみて企業の提示しているスキルを自分が持っているなら、選考基準には入っているのでチャンスはあるということです。
ここでは転職サイトでWEBデザイナーの求められているスキルがどのようなものが多いのかをまとめてみましたので、是非参考にして就職・転職活動に役立ててください。
一般的なWEBデザイナー求人
■HTMLとCSSのコーディングスキル
■PhotoshopとIllustratorの基本スキル
WEBデザイナーの正社員求人だと半数以上はおおよそ上記のスキル程度をもとめられます。
今はWEBデザイナーの求人が集まらないこともあってか実務経験の年数は記載されていないことも多いです。
自分で一からWEBサイトを構築できれば、複数社の内定をもらうことは難しいことではないです。
また、新卒・第二新卒は実務未経験者も歓迎という求人も多く見られました。
有名企業や給料が高めの難易度が高いWEBデザイナー求人
■WEBデザイン実務経験3年程度
■スマートフォンサイト構築
■レスポンシブデザインのサイト構築
■WordPressでのサイト構築(歓迎スキル)
■Javascript(jQuery含む) やPHPの知識(歓迎スキル)
待遇が良い求人には、必須スキルに上記のうち3つ程度記載されているものが多く見られました。
4、5年前まではWEBデザイナーであってもjQueryやPHPの実装経験を求める企業も多くありましたが、やはり売り手市場なのか求めるスキルのハードルが下がっています。
インハウス系のWEBデザイナー求人
■jQuery含むWEBデザイン経験3年程度
■SEOに関する知識
■紙媒体のデザイン(歓迎スキル)
■アクセス解析の知識・経験(歓迎スキル)
インハウスのWEBデザイナーとは基本的には自社サイトの運営と新規構築がメインですので、デザインスキルの他にSEOやアクセス解析などマーケティングに関わるスキルも必要とされることが多いです。
少人数の企業だとデザイナーが1人とか2人のところも多いので総合的なスキルが求められます。
WEBサイト以外にも、販促ツールとしてカタログとか資料など紙媒体の制作も任される場合もあります。
ECサイトの運営の求人
■ECサイトのデザイン・コーディング経験
■WordPressでのサイト構築
ECサイトのWEBデザイナー求人はここ2、3年で非常に増えました。
ECサイト制作は普通のWEBデザイナー求人と少し異なる部分もあるので、ECサイト運営の実務経験を求めてくるところも多く見られました。
UI/UXデザイナーの求人
■Photoshop/Illustratorでのデザイン、コーディング経験
Webサイト、スマートフォンアプリのUI設計、ビジュアルデザイン(歓迎スキル)
■ユーザーリサーチの経験(歓迎スキル)
UI/UXデザイナーの求人でもWEBデザイナーとして募集している求人とあまり求人内容に変わりはないところが多いです。
UIデザイン/UXデザインについて、わからない方に説明すると、UIデザインとはUser Interface(ユーザーインターフェース)の略でブラウザ上のフォントやアイコンデザインなど、ユーザーの視覚に触れる情報のデザインを言います。
UXとはUser Experience(ユーザーエクスペリエンス)の略でユーザー体験と訳されることが多いです。
UXデザインはわかりやすく言うと、「サイトの回遊がしやすい」「スムーズに商品を購入できる」といった、サービスにおけるユーザー体験をより良くするデザインことを意味します。
大きな企業だと、そのサービスに関するリサーチをしてワイヤーフレームをつくるまでが仕事の場合もあります。
ただ、仕事内容はWEBデザイナーとさほど変わらない場合もあるので、応募の際はその企業の求人内容をよく見て何が主な仕事内容なのかを把握しておきましょう。
まとめ
2017年に入っても求人倍率は過去最高水準で推移していて、特にIT業界は人材不足が顕著です。
異業種からWEBデザイナーに転職したい方も今の時期は絶好のチャンスといっていいと思いますので、まずはこのサイトやこのサイト以外でもいろいろとWEBデザイナーの求人情報を集めるところから始めることをオススメします。