WEBデザイナーは正社員より派遣の方がメリットが多いかも?

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WEBデザイナーとして仕事をするには、正社員、派遣社員、アルバイト、フリーランスなど働き方はたくさんあります。
正社員で働き方に満足できる会社にいる人は問題ありませんが、サービス残業が多かったり、昇給がなかったり、WEBデザイナーとしてのスキルが上がらないような会社にいる人は、派遣社員として働くことものほうがメリットがあるかもしれません。

派遣社員の一番のデメリットはいつ契約を切られてしまうかわからない点だと思います。
ただ、WEBデザイナーはスキルさえあれば必ず仕事はあります。

人によってどういう働き方が良いかは違ってくると思いますが、自分に合った職場、良い待遇、そしてスキルが上がっていくような環境などを総合的に判断して、働き方を決めていくことが重要です。
例えば、正社員として働いているが残業を絶対にしたくない人とか、大手企業で働きたい人、子供がいて時短で働きたい人などは、派遣で働く方がメリットが多いかもしれません。

ここでは派遣社員のメリットについて詳しくご紹介していきます。

派遣イメージ

正社員でサービス残業が多いなら派遣の方が稼げるかも

人材サービスのエン・ジャパンが2018年9月23日に発表した記事によると、2018年7月の派遣社員の平均時給は1568円で、WEBデザイナーを中心とする「クリエーティブ」職の平均時給は、前年比6.2%高い1,800円と過去最高だったそうです。
今はウェブサービス向け投資が増えているので、求人も多く派遣の時給もどんどん上がっています。
WEBデザイナーの平均の時給が1,800円なので2,000円を超えるものも多数みかけます。

一方で、2018年度調査の正社員WEBデザイナーの平均年収は、男性で約406万円、女性で約290万円だそうです。

上記のWEBデザイナーの平均時給1,800円で計算すると、正社員で平均年収以下の人などは、派遣で働いたほうが稼げる可能性は高いです。

ざっくりとですが、この時給を年収に直す計算をすると
時給(1,800円)×1日の労働時間(8時間)×月の労働日数(20日)×12か月=3,456,000円

年収はおよそ345万円になります。
しかも派遣ですときっちり残業代がでますし、残業分は25%の割増賃金になります。
上記の数字は1日8時間での計算ですから、1日1時間ちょっと残業すれば年収にして400万円は超える計算になります。
残業を月30時間以上していて、平均年収の406万円を下回る人は、派遣でもっと効率よく収入を得ることができるかもしれません。

時給イメージ

有名企業でいろいろな仕事ができる

正社員に比べて派遣社員はハードルが低いので、憧れていた会社で働くこともできるかもしれません。
また、仕事内容が思っていたのと違っていたということがあっても、契約期限がくれば更新せずに新しい職場に移ればよいだけです。
気に入ったところがあれば長くそこで働くのもいいですし、職場を簡単にチェンジすることもできるのは派遣社員のメリットです。
いろいろな職場で働くことによって、WEBデザイナーとしてのスキルや、それぞれの職場で仕事の進め方を勉強することは、とても有益なことだと思います。

時短でも働けるので自分の時間がとりやすい

一般的に派遣社員として働く人の一番のメリットは、好きな時間に働きやすいということではないでしょうか。
お子さんがいるご家庭や、自分の時間を持ちたい人にとって、正社員としてフルタイムで働くことは難しいこともあります。
派遣ですと、1日8時間ではなく3~4時間から働けますし週3回程度でもいいわけです。
特にお子さんの世話や送り迎え、家事などと仕事を両立するためには、自分の好きな時間働ける派遣社員は都合がいいと思います。
また働きすぎなどで体調を壊した方も、体調を直した後に、正社員ではなく派遣社員として短い時間から働くということも良い方法です。

時間イメージ

福利厚生が正社員よりも充実していることも

派遣社員だと交通費が支給されないなど、正社員に比べて待遇がよくないこともありえますが、最近は派遣会社によっては、福利厚生が大手企業の正社員なみに充実しているところもあります。
雇用契約期間が2ヶ月以上などの条件はありますが、厚生年金保険や雇用保険、労災保険に加入することができたり、正社員と同じように仕事開始日より6ヶ月が経過すれば、有給休暇をもらえます。(派遣会社によって規定があるので、派遣会社の福利厚生ページをチェックしてください)
また、定期健康診断や託児所やベビーシッターの割引制度を採用している派遣会社も多いので、派遣社員といえども安心して働くことができます。
また派遣先の企業でフリードリンクやリフレッシュルームの利用などある場合、派遣社員は使ってはダメというところは少ないです。
それぞれの派遣先で違ったサービスを受けられることも魅力です。

人間関係にも悩まない

正社員で働いていると嫌な上司が嫌だったり、人間関係でうまくいかないということもあるのではないでしょうか。
派遣社員もチームで働くことが多いので人間関係がまったくないわけではないですが、社員の方と深く関わることもないので人間関係で悩むということは大幅に減ると思います。
派遣社員は派遣先の企業の社員ではないので、常識的な行動をとっていれば強い口調で注意されたりもないと思いますし、もし嫌なことをされたら派遣会社にいって改善してもらうか、派遣先を変えてもらえばいいわけです。
もちろん気が合う人がいたら個人的に仲良くなったりもできますし、仕事でのつながりも増えます。
こういったことからも、人間関係で辛い思いをしてきた方も派遣ではその悩みが解消するかもしれません。

悩みイメージ

未経験でもスキルを積める

WEBデザイナーとして実務経験がないと、正社員として採用するのは難しい場合もあります。
WEBデザインの勉強を全くしたことがない人は派遣でも難しいかもしれませんが、スクールに通ったり独学での勉強をしてきた人は、派遣社員としての仕事はあるでしょう。
そういった、まだ勉強段階の人がスキルを積むのに、派遣社員は適しています。
スキルを積んだら正社員に転職しても良いですし、もっと待遇の良い派遣先を見つけても良いと思います。
また派遣会社によっては、WEBデザインを学ぶためのスクールの学費を割引してくれるところもあります。
派遣社員として給料を貰いながら、実務でスキルを身につけいうのはとても賢い働き方だと思います。

派遣社員のメリットを挙げましたが、いかがだったでしょうか。
年収や待遇、大手企業で働けるハードルを考えると、派遣社員として働く選択肢も持ってもよいのではないでしょうか。

WEBデザイナーにおすすめの派遣会社はこちらでまとめています。
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ご参考にしてください。

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