WEBデザイナーがキャリアアップするために必要なスキル

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WEBデザイナーは、どのようなスキルを身につけていればキャリアアップできるのでしょうか。
キャリアプランは人によって変わってきますので、将来こういう仕事をしていきたいというのを考えた上で、それに合ったスキルを習得していくことが大事です。

WEBデザイナーがキャリアアップするためには、大きく分けて2つの道があります。
1つは「WEBディレクターやWEBプロデューサーになる」というもので、もう1つは「WEBデザイナーとしての専門的なスキルを積む」ということです。
この2つについて詳しく説明をしていきます。

WEBデザイナーイメージ

WEBディレクターやWEBプロデューサーになってキャリアアップ

以前の記事でもご紹介したとおり、WEBデザイナーの2017年の平均年収は、男性が約406万円、女性が約290万円、WEBディレクターの平均年収は、男性が約545万円、女性が約390万円です。
この数字を見てもわかるとおり、肩書きがWEBディレクターになると年収は大きく上がる可能性が高いです。もう1ランク上のWEBプロデューサーになれば、年収はもっと上がるでしょう。

WEBディレクターになると、WEBサイトのデザイン・コーディング作業をするというよりは、クライアントからのヒアリングや、ワイヤーフレーム作成、見積もり提出、社内外のエンジニアとの折衝等が主な仕事内容になります。
所属している会社にもよりますが、進行管理やサイト内コンテンツの企画・提案、サイトのアクセス解析なども任されることもあります。
WEBディレクターになると、関わる人数が格段に多くなるので、一人で黙々と作業するよりは多くの人と関わりたいという人に向いていると思います。
また、WEBプロデューサーになるともっと上流過程になり、そのサイトのジャンルにおける市場分析や、実際どれくらいの予算を費やせるかという予算計画なども業務に含まれることが多いです。

WEBディレクターイメージ

WEBデザイナーとしての専門的なスキルを積んでキャリアアップ

WEBディレクターやWEBプロデューサーに職種を変えるのではなく、実際に手を動かしてデザインやコーディングをしていきたいという人には、WEBデザイナーとしてキャリアアップすることを考えていきましょう。
WEBデザイナーでもいろいろなスキルを身につけていけば、大幅な年収アップは可能です。

デザインとコーディングについて

大手の会社では分業制で、WEBデザイナーもUI(ユーザーインターフェイス)の設計に特化したUIデザイナーと実際のサイトのデザインを行うデザイナーとで分ける場合も少なくありません。
また、デザインを専門に行うデザイナーと、コーディングを専門に行うコーダーで分ける会社も多いです。
ただ、WEBデザイナーとしてキャリアアップしたいのであれば、デザインとコーディングはできるようにしておいたほうが良いです。
デザインを考えたコーディング、またはコーディングを考えたデザインができるからです。
また、例えば転職したり、フリーランスになるときに両方できていたほうが、断然に重宝されるからです。

WEBデザインイメージ

ここで、現在求められているWEBデザイナーがキャリアアップできるスキルを挙げていきます。

デザインスキルを上げる

デザインについてはそれぞれ会社によって、求められるデザインのテイストは違ってきます。
制作会社で働いている人は、いろいろなサイトを制作することが多いので、デザインの幅が広がります。
いちからデザインを勉強したい人は、まずはいろいろなサイトを見て、良いところは真似するところからはじめましょう。

コーディングスキルを上げる

コーディングは、システムの絡まない静的なページは一から作れるようにしましょう。
最近はスマホが主流なので、bootstrapなどのフレームワークを使ったレスポンシブサイトやスマホサイトも制作できると需要が上がります。
また最近ではCSSに代わってSassでスタイルシートを書く場合が多いです。
CSSを理解していればそれほど難しくはないので、空いた時間に勉強しておくと良いと思いでしょう。

また、中規模から大規模サイトになるとJAVAやPHP、Pythonなどプログラム言語のフレームワーク内で修正することもでてくると思います。
そういった修正は独学ではなかなか勉強できないので、会社でそういった仕事ある場合は積極的にやらせてもらいましょう。

ワイヤーフレーム作成(Sketch)

デザイナーでもサイトの目的を考えて、ラフやワイヤーフレームを作れると良いです。
SketchはアプリのUIデザインやWebデザイン作成ツールとして、ページ遷移がわかりやすいので、多くのデザイナー・ディレクターが利用しています。
WEBデザイナーの求人にも、Sketchを使えることが必須項目になっていることもあります。
直感的な操作ができるツールなので、使えるようになっておくと仕事の質やスピードが上がります。

ワイヤーフレームイメージ

jQuery(JavaScript)を覚える

最近のWEBサイトは、何かしら動きがあるものがほとんどです。
マークアップエンジニア(コーダー)がいない場合、フロントエンド(Webブラウザ側)の動きはWEBデザイナーが対応する場合が多いです。
特にjQueryはほとんどのサイトで使われているので、まずは他のサイトで使われているものを自分の作るサイトにとりこめるようにしましょう。
自分でもコードを書いてカスタマイズできるようになると、フロントエンドエンジニアという職種にも転職することができます。
また最近では、jQueryの代わりに、ReactやVueといったフレームワークを使用しているサイトも増えてきているので、これらのフレームワークを使いこなせると、特にスタートアップの企業には入りやすくなるでしょう。

WordPressなど、CMS(コンテンツマネジメントシステム)構築

WordPressは世界中で一番使われているCMSで、日本でも多くのサイトがWordPressで作られています。
WordPressはPHPで作られているので、PHPの実装やカスタマイズができると良いです。
WEBデザイナー求人の歓迎条件に、「WordPressのオリジナルテーマ(自作テーマ)を作れること」というのをよく見かけるので、まだオリジナルテーマを作ったことがない人は、ぜひ挑戦してみてください。

また、最近はECサイトを扱う会社が非常に増えているので、EC-CUBEやMagento(マジェント)の使用経験またはカスタマイズスキルがあると良いです。

プラスアルファのスキル

ここでWEBデザイナーの仕事に含まれないこともあるが、持っていたら会社にも貢献でき、転職する際にも有利なスキルをご紹介します。

チームリーダー

特に大人数のデザイナーがいる制作会社では、デザイナーがチームリーダーになることもあります。
自分の会社のチームを仕切ったりまとめたりしてきたという人は、そういう人材をほしい会社も多く、リーダー経験が後々活きてくる場合が多いです。

グラフィックデザインやDTP

特にインハウス(所属する企業内のデザイン業務のみをやる)のデザイナーだと、WEBデザイン業務の他にも、カタログやチラシなどの販促物や名刺など、紙媒体のデザイン業務も行うこともあります。
需要を考えると、WEBデザイナーからDTPに転職することはあまりないと思いますが、DTPやグラフィックデザインをしてきた人がWEBデザイナーになった場合、職場によってはそれまでの紙媒体のスキルを活かすことができます。

ライティング

WEBデザイナーはライティングのスキルも求められる場合があります。
ライターが会社にいない場合、サイトのキャッチコピーやテキストをWEBデザイナーが自分で考えて入れるのです。
慣れないとコピーを考えるのに時間がかかりますが、慣れてしまうとデザインにあった文字数を考えて入れられるので、もらったテキストを入れるより効率が良いことのほうが多いです。

アクセス解析

制作会社の場合はサイトを作って納品というところも多いですが、自社サイトやサイトの運営まで請け負っている場合は、そのサイトのアクセス数や売上、コンバージョン率(成果がどのくらいあったかの割合)など、サイト内のユーザーの行動を分析するのが普通です。
GoogleアナリティクスやGoogle Search Consoleといったツールを使い、会社においては専任のスタッフがいる場合が多いです。
ただ、デザインやサイト内コンテンツをどうすればSEOで上位表示されたり、アクセス数が増えたりするのかというのはWEBデザイナーにとって非常に重要なことなので、アクセス解析は勉強しておいて損はないと思います。

アクセス解析イメージ

アプリ制作ができる

アプリ制作はプログラマの仕事という感じですが、デザイナーでもアプリ制作ができればかなり仕事の幅は広がるでしょう。
スマホアプリはWEBサイトと作り方が違い、一般的に、iPhoneアプリではSwift、AndroidアプリではJavaで開発することが多いです。
スマホ全盛の時代ですので、デザイナーでもアプリ開発に興味ある人は勉強してみるとよいでしょう。

SNSで情報拡散

TwitterやFacebookからサイトのアクセスを伸ばすというのは、常套手段です。
プライベートでもSNSをやっていて、自分で発信できる人は、大きなスキルになります。
サイト運営にもそのスキルは活かせるので、どうしたら情報をうまく拡散できるのかを常に考えておくと良いでしょう。

3DCGソフト

ゲームやアニメーションでよく使われるような、3次元コンピュータグラフィックスを3DCGといいます。
これを作成するには一般的には、Mayaや3ds Maxといったソフトを使います。
普通のWEBデザインとは全く異なるスキルなので、将来的に3DCGをやりたい人は専門的にこれらのソフトの操作を覚える必要があります。

WEBデザイナーがキャリアアップするためのスキルを挙げました。
まずは今の会社で必要とされているもの、自分の興味のあるものから勉強してみてはいかがでしょうか。

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