WEBデザイナーが仕事をしていて困ることは?
WEBデザイナーは人気の職業ですし、華やかなイメージを持たれることもあります。
また、最近だと待遇も良くなってきて給料(派遣の場合は時給)も上がってきている傾向にあります。
ただ実際にWEBデザイナーとして働いてみると、想像とは違っていたり、ストレスに感じることも多くあります。
ここではWEBデザイナーがストレスに感じることをご紹介いたします。
WEBデザイナーがストレスに感じること10選
残業が多い
WEBデザイナーで遅くまで残業をしているという話はよく聞きます。
特に制作会社で働いている人は、かなりの時間残業をしている人が多いのではないでしょうか。
残業が続くと人によっては健康面でも問題がでてきますし、睡眠時間が減って仕事の能率も下がります。
また、お子さんがいる家庭などでは、家族で過ごす時間が少なくなってしまいます。
WEBデザイナーはクリエイティブの部分も多いので、残業は仕方ないと割り切っている人もいますが、できれば毎日定時で帰りたいものです。
給料が安い
平成29年度において全職種の平均年収は430万円程度だそうです。
一方で、WEBデザイナーの平均年収は400万円というデータもあります。
年齢や労働時間、仕事内容も関係するので、一概にWEBデザイナーがどれくらいの年収をもらっていればよいというのは言えませんが、遅くまで残業して年収が360万円に達していない場合は、待遇はあまりよくないといえます。
給料が安かったり、上る見込みもない会社で働いている人は、将来に不安を感じてしまいます。
修正が多い
デザイナーとして働いたことがある人なら誰しも経験していると思いますが、デザインをきちんと仕上げたのに、修正が入るということは多々あります。
せっかく自分の中でうまくできたと思っていても、修正が入るたびにどんどん見栄えが悪くなるといったこともデザイナーあるあるではないでしょうか。
もちろん自分の主観だけで考えるのはよくありませんが、はじめの指示が曖昧だったり後から追加の指示がくると、デザイナーとしてはやる気がなくなってしまいます。
コードが汚い
コーディングをする際に、元のコードが汚くて思うように作業できないというのもよくある話です。
複数の人がコーディングに関わる場合、きちんとしたルールがないとコードは汚くなる一方です。
コードが煩雑だと、修正したコードが思いもよらない箇所にも反映されていることもあり、トラブルにもつながりやすいです。
いろいろな人からの指示がある
WEBデザイナーはクライアントの他にも、チーフデザイナーやディレクター、プロデューサー、時には営業の人からも指示があります。
会社の組織がしっかりしていて、指示がきちんとなされていれば良いのですが、いろいろな人から思いつきで指示をうけたのではデザイナーは悩んでしまいます。
人によってデザインの好みや見え方は変わりますので、デザイナーとしては指揮・命令系統をしっかりしてもらいたいです。
PCの性能が悪い
WEBデザイナーはフォトショップなどで重いデータを扱う機会も多いです。
会社によってはPCのスペックが低く、すぐに固まってしまうこともあります。
デザイナーとして働いていて、PCが固まって作業が中断されるのは大きなストレスです。
どういうテイストのデザインにしていいかわからない
WEBサイトやビジュアルを作る際、デザイナーとしては、ターゲット層や参考にできるWEBサイトも指定してもらうと作りやすいです。
ただ、そういったものが全く無いままデザインをしなくてはいけないこともあります。
デザイナーがコンセプトを考えてデザインをしても、それがクライアントや上司の想定と違ければやり直しになってしまいますので、デザイナーとしては、ある程度の情報は初めからもらってデザインを始めたいです。
画像修正する時にpsdデータが残っていない
以前に別の人が作った画像の修正を頼まれたけど、いくら探してもpsdデータがないので一から作り直すということも、会社によってはよくあるのではないでしょうか。
HTMLファイルなどもそうですが、最新のデータをきちんと管理していないとミスにもつながりますし、作業効率も非常に悪いです。
イラストや画像の素材を使えない
最近ではイラスト・画像素材も安価になってきたので、有料の素材サービスを会社で契約しているところも多くなりました。
ただ、まだ会社によってはそういったサービスと契約していないので、無料のものや自作で対応しているところもあります。
イラストをデザイナー自身が作ったり素材が限られれくると、作業時間も多くなりますし、デザインのクオリティーも落ちてしまいがちです。
経費はかかってしまいますが、WEBデザイナーとしては、きちんとした有料のイラスト・画像素材を使えるような環境で仕事をしたいと思うのではないでしょうか。
デザインする時に入れる要素がない
WEBサイトを作る際に、コピーも画像もほとんどもらえないこともあります。
デザイナーによっては自分でコピーも考え、イメージを膨らませてサイトをデザインして作り上げるということをしなければなりません。
ディレクターや営業がクライアントにヒアリングする場合、もうちょっといろいろ内容を考えてもらいたいということもあります。
いかがだったでしょうか。
WEBデザイナーとして働いている人で、上記のことが3つ以上当てはまるようでしたら、それは良い環境で働いていないと言えます。
また、長く働いても給料がほとんど上がらなかったり、会社自体の業績が悪い場合は転職を考えてみても良いかもしれません。
ここ数年はエンジニアやクリエイターの売り手市場が続いているので、転職するにはいい時期です。
よりよい環境で働きたいと思う人は、いろいろな会社の面接を受けて、待遇を含めて話を聞いてみるのもよいでしょう。
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