WEBデザイナーの転職回数
転職回数の多さがネックとなって、書類選考や面接がうまくいかないWEBデザイナーもいるかと思います。
何回以上転職していると多いということは年齢にもよるので一概には言えないですし、WEBデザイナーは業界的にも転職回数が多くなりがちですが、4回以上になってくると回数の多さが目に付いてくるかなと思います。
転職回数の多さだけが転職活動がうまくいかない原因ではないと思いますが、ある程度の回数になると面接でそこに触れられる可能性は高いですし、そこで納得できるような説明ができなければ印象を損ねることにつながります。
ただ、転職回数が多いからといって、履歴書などの書類の上ではそのうちの一部を書かないようにするのは絶対にやってはいけません。
経歴の詐称になってしまいますし、あとでそのことが発覚した場合にはそれを理由に解雇されても仕方がないです。
一番いいのは、転職の事実を隠すというのではなくて、転職を重ねてきたことに対して相手が納得できるような説明をしっかり準備するということです。
もっと言えば転職を重ねてきたことをプラスに変えた説明をすることです。
そもそも転職回数が多い人が敬遠されがちなのは、場当たり的で長期的な視野で考えるということが欠如しているんじゃないかとか、あるいは何か人間性に問題があって、人間関係のトラブルを起こしやすい人なんじゃないかと思われてしまうからです。
このようなマイナスのイメージを持たれないような理由をしっかり説明すれば、転職回数の多さイコール評価の低下ということに必ずしもならないわけです。
なので、ひとつはこれまでの転職の理由がやむを得ないものであったり、正当な理由であったりということをまずしっかり伝えということです。
例えば会社が倒産してしまったとか、どうしても自分のやりたい仕事ができなかったであるとか、理由はいろいろあると思うんですけど、そういった理由を説明することが大切です。
もうひとつは転職を重ねてきたことによって、一社で働き続けた人には経験できないような仕事上のスキルや対人スキルの幅が広がったことをアピールするといいと思います。
WEBデザイナーにおいても、複数の会社で働けばその分スキルはついていくと思いますので、そのことを書類なり面接で伝え、またポートフォリオにも反映すると転職回数の多さをプラスにもっていけます。
転職回数の多い人は以上のようなことに注意を払って、しっかりと準備していただければいいと思います。