【WEBデザイナー】中途採用の面接のポイントは?
WEBデザイナーは転職の多い職種で、2〜3年も同じ会社で働いていたらベテランとよばれることも多くあり、会社によっては半年や1年ほどでどんどん辞めていくこともあります。
このサイトでも何度も書いている通り、WEBデザイナーの転職でいちばん重要なのは、WEBデザイナーとしてのスキルを企業側に伝えることで、そのためにはポートフォリオをできるだけ従事すさせてしっかり作り上げることが大切です。
とはいっても、面接での対応が面接の合否を分けることもあります。
ここではWEBデザイナーが転職を成功させるために、中途採用の面接のポイントについて項目別にご紹介していきます。
WEBデザイナーの中途採用について
最近は新卒でWEBデザイナーを採用する会社は増えましたが、やはりある程度のWEBの知識やスキルを持った人を中途採用する会社は多いです。
新卒中途採用において採用側の視点を一言で言うと、即戦力として人材ニーズを満たしてくれるかどうかという事に尽きると思います。
新卒と明らかに違うところで、将来性とか成長性よりも即効性が重要なのです。
一般的に面接官がチェックをする主な評価ポイントというのは3つです。
- 求めるスキルや経験があるかということ
- 仕事に対する熱意があるかどうか
- 良好な人間関係が保てる人かどうか
この3つの主なポイントを総合的に判断するというやり方が普通だと思います。
WEBデザイナーの場合は技術職ですから、特に1つ目の「求めるスキルや経験があるかということ」の比重が高くなります。
会社によって求められるスキルは変わってきますが、その会社に合わせたスキルを持っていることを面接官にわかってもらうことが大切です。
そのためには、今までに仕事上や独学で覚えたスキルをポートフォリオや経歴書にうまく入れ込み、それを面接時にうまくアピールする練習をしておくと良いでしょう。
新卒と違ってそれまでのキャリアが多少を劣っていたとしても、持っているスキルを面接官にうまく伝えることによって挽回の余地があるということが中途採用なので、ポートフォリオや経歴書の入念な準備をする価値が大いにあるということです。
転職回数について
WEBデザイナーは、一般的に他の職種より転職回数が多い傾向にあるので、5回6回と転職している人も珍しくありません。
企業側からすると、過去の転職歴が多いともしかしたら自分の会社に入ってもすぐに辞めてしまうのではないかと懸念する可能性もあります。
しかし最近では、転職回数が多い人はそれだけの転職を実現させてきて、それまでの会社でスキルや実績をもっているというふうにとられることも多くなりました。
転職していることがプラスに作用することもあるわけです。
転職回数が多いことをマイナス要素にとらえずに、応募される会社が何を求めているかを深くリサーチすることが何より大事です。
ピンポイントでこのようなことができるといった、応募した会社に貢献できることを伝えることが、選考を通過するポイントになります。
専門家ということをアピールし、以前の会社ではこういったことを実践でスキルを上げてきたということをアピールするといいと思います。
転職理由について
WEBデザイナーの転職面接で、その応募企業に対する志望動機を聞かれれることは非常に多いです。
それと同時に現職の会社で働いている方の場合、なぜ転職したいのかという転職理由を聞かれることも多いです。
志望動機というのは、その会社をなぜ志望したのか、なぜほかの会社に応募したのではなくてこの会社でこの職種を志望しているのかということを説明する必要があるわけです。
WEBデザイナーの場合、「応募した企業の作っているWEBサイトのテイストが自分のスキルに合っている」だったり、「WEBデザイナーとして成長できる環境が整っている」といったことが志望動機になりやすいです。
一方で、転職理由というのは、なぜ転職をしようとしているのかというのを問われています。
過去に何度も転職をしたことがある方であったとしても、今回それが5回目の転職だったとしても「なぜ今、転職をしたいんですか」このように聞かれることが転職理由です。
この転職理由は説得力がある内容が必要になります。
転職理由を聞かれて、例えば「今の会社では 自分のやりたいことに挑戦できないからです」というのでは少し弱いです。
自分の職場で挑戦できない状況なり理由を説明することで初めて、面接官が聞きたいと思っている転職理由を明確にして説得力のある答えになります。
実際この転職理由を質問する際に面接官はだいたい大きく分けると3つの理由を想定しています。
順に説明していきます。
仕事の内容
取り組んでいる仕事の内容に対する不満があるから転職したいということです。
その不満はいろいろなことがあると思いますが、「自分がやりたい仕事がまかせてもらえない」、「非常に業績が悪い中で前向きな仕事はなかなかできない状況である」こういったような理由です。
評価の問題
自分が何らかの事情で評価を十分されていないから転職したいということです。
それは給料であったりポジションであったりします。
言い方を変えれば待遇に関する不満によるものです。
人間関係の問題
。
これは結構本音の部分では多い理由です。
自分はいい仕事をしていてある程度評価されているが、上司や部下に恵まれていないから転職したいということです。
以上のように転職理由は大きく3つの理由に分けられ、面接官も想定しています。
そこに本音ベースでどこまではっきりと伝えるかどうかは工夫が必要です。特にネガティブな理由を言ったり、過剰に自己評価を高く話すのは厳禁です。
ただし、分かりやすい転職理由を説明しないと、まったく理由が伝わらずに、面接官の方との信頼関係に大きな影響があるというこになります。
この人は本音で話をしてくれていない、説明が不十分だと転職理由が納得できないということで不信感を持ってしまうわけです。
これは面接の中で非常に大きな痛手となりますので、転職理由というものは本当に注意をしてしっかりと説得力があるものを準備して面接に望まれることをおすすめします。
中途採用の面接のポイントをご紹介しました。
面接対策や充実したポートフォリオの作成であったり、しっかりとした準備が実際の面接においても自信につながります。
面接は精神的にも大変なこともありますが、転職の成功に向けて頑張ってください。